泌尿器科手術とは
泌尿器科は尿路(尿の通り道)と男性生殖器(精巣や前立腺)を扱う診療科です。様々な疾患が対象となりますが、その中で「がん」を中心とした悪性腫瘍、副腎や前立腺などに発生しやすい良性腫瘍や尿路結石に対する手術を泌尿器外科医として、日々診療にあたっています。泌尿器科手術に関係するすべての方を対象とした解説サイトです。
ホームページの管理人
日日是好日
術式 臓器別
対象となる臓器は尿路と男性生殖器です。尿路は尿の通り道です。尿は腎臓から作られ、尿管、膀胱、尿道を通り体外に排出されます。男性生殖器は精巣と前立腺があります。他には、副腎や後腹膜領域も対象となります。
術式 アプローチ別
歴史的には、泌尿器科領域では他の外科領域より早く腹腔鏡手術を導入発展してきました。近年では腹腔鏡手術の進化したロボット支援手術が標準的に行われるようになりました。
泌尿器外科手術は、「開腹手術」、「経尿道的手術(♰)」、と「腹腔鏡手術」に加えて「ロボット支援手術」までアプローチの方法が多いことが特徴です。
♰ 尿道の出口から内視鏡を挿入する手術でエンドウロロジーと呼ばれます。
術式 疾患別
「がん」疾患の中でも、前立腺癌、膀胱癌、腎癌、腎盂尿管癌、精巣腫瘍はもちろんですが、後腹膜腫瘍、副腎癌、尿道癌などの希少な疾患に対する手術も行っています。また、前立腺肥大症、副腎ホルモン産生腫瘍や尿路結石に対して多くの症例数があります。