開腹手術とは
腎臓や尿管、膀胱、前立腺といった内臓に対する最も古くからある手術は開腹手術です。傷が大きいという負担がありますが、腫瘍が大きく周囲の臓器へ広がっている場合や、以前の手術の癒着が高度な場合、予期せぬ出血に対する止血が必要な場合などに開腹手術が選択されます。開腹手術でできない手術はほとんどありません。
以下のような術式があります。
副腎摘除、腎摘、腎尿管全摘、膀胱全摘、前立腺全摘、後腹膜腫瘍摘除、尿路再建術(膀胱全摘時の尿路変向、尿管膀胱新吻合)など
各手術の詳細については、下記ボタンからご覧ください。
監修者:阪口 和滋 医師
泌尿器がん・腹腔鏡手術・ロボット支援手術に豊富な経験を持ち、日々数多くの手術を執刀。
患者さんとご家族が安心して治療を選択できるよう、正確でわかりやすい情報提供を心がけています。