良性腫瘍 前立腺肥大症・副腎腫瘍
泌尿器科で行われる良性疾患の手術も多岐に渡りますが、その中でも頻度が高い手術は前立腺肥大症に対する手術、副腎腫瘍に対する手術、良性の腎腫瘍に対する手術、尿膜管疾患に対する手術などです。
良性疾患なので、すぐに命に関わる疾患ではありませんが、それぞれ放置することで不都合が生じます。
前立腺肥大症ならば、「排尿しづらく」なり、重症であれば尿閉といって排尿できなくなります。
副腎腫瘍ならば副腎のホルモンが異常に分泌されるため「高血圧、糖尿病」の原因となりえます。
良性腎腫瘍は、血管筋脂肪腫が代表的ですが、腫瘍が大きくなると自然と「出血」することがあります。
尿膜管疾患では、膿がたまり「腹痛」の原因となり繰り返すリスクがあります。
方法は各疾患によりますが、開腹手術、腹腔鏡手術、ロボット支援手術、経尿道的手術と様々です。